2020年9月7日月曜日

「普通でいいです」に惑わされてはいけない

こんにちは、ナガイです。
先週からお世話になってる講座の
説明会ざんまいですー(^^)

説明会での私の仕事といったら
司会や参加者さんとお話をする事。

その際、大きな決断をしようとする方の
悩みや今後の展望お聞きしたり、
大きな決断をしてくださった方と
「一緒に頑張っていきましょうねっ」
そんな話をする時間がとても好き。
(こんな感じでオンラインセミナーしてまする。)




人の人生が変わるかもしれない、
そんな瞬間に立つスイッチャーとしては
こんな幸せな仕事はない。

絶対にこの人たちに、
「私はここを選んで間違いがなかった」
そう後から必ず言ってもらえる、
そんなサポートをしよう、そう心から思えます。
あー、ええ仕事や…。

ちなみにまだまだこの講座、
募集してますので来てねっ!
私にも会えるのが特典だぞ(オンラインですが)
https://nobumasagoto.com/lp/36735/1074637
というわけで、
今週もよろしくお願いしますー。





さて、そんな感じで
セミナー業も活発な為、忘れられがちですが
美容師も一応やってます。週1くらいですが。

で、美容室って当たり前ですが
「今日はどんな感じにします?」と
オーダーを聞いて、その要望に応えていく、
これが基本的な流れなんですが、その際

「普通な感じでいいです」
「普通にいい感じにしてください」

こんなオーダーも実は多いです。





単純に、説明がめんどくさい、
そんな感情があるのかもしれないし、

・ナチュラルな感じにしてほしい、
・奇をてらった感じにしないでほしい、

そんな気持ちから
こんな要望になるのかもしれません。

でも、この言葉は
便利なようで厄介ですね。
だって「普通」って、
基準があまりにも曖昧だから。





でも「普通」って無難とも取れる。
ってことは無難でいいんだな、なんて
甘く考えたら落とし穴に落っこちます

むしろ、この曖昧な「普通」という要望を
そのまま曖昧なままでも、無難でもなく、
どこまで相手の望むの温度に応えられるか?
が重要になってきますので。

そして、これに応えられることが
「この人にまたお願いしたい!」
「この人は私のことをわかってくれる」
と思ってもらえる基準になる、と
いっても過言ではない。





今回のテーマ、「普通」
この言葉をネットで調べると…

いつ、どこにでもあるような、
ありふれたものであること
他と特に異なる性質を持ってはいないさま。

とのこと。
可もなく不可もなく、
数字の1〜100点計算でいうと
ちょうど50点、というところかと。

でもこれ、その通りに
鵜呑みにしてはいけない、
という理由があります。





はっきり言いましょう。

お客様が求める「普通」とは。
50点では全くないのですよ。
むしろその上の
60〜70、のあたりを指します。

要するにど真ん中の50点、ではなく
「平均よりちょっと上を指す」
ということを忘れてはいけません。

実際あなたもそうじゃないですか?
普通で、と言いながらも
普通よりちょっと上、という内容を期待し
結果平均的な内容だと納得がいかない。
なんてこと実はたくさんあるはず。





だから
「普通な感じでいいです」
「普通にやってもらえたら」
「普通にうまくいけば」←この言葉もよく考えるとおかしい
この要望は、絶対に
額面通りに受け取ってはダメなのです。

「普通な感じでいいです」
→平均よりちょっと上な感じにしてくれ

「普通にやってもらえたら」
→平均よりも頑張ってください

「普通にうまくいけば」
→手を抜いて70点くらいの結果が欲しい

そんな意味に解釈しても
決して大げさではないんですよぅ。





なので、「普通」という言葉に
無難でいいか、と安心してはいけません。
むしろ無難どころか「平均を超えてこい」と
言われているようなもの
しかも相手は無意識に「普通」は
60〜70点、と思ってるのもまた怖い。

額面通り50点で出してみたら
相手の求めていた点数には足りず、
一気に失望してしまうし、
期待に答えてもらえなかったと思ってしまう。

かといって張り切りすぎて
90点とかを出そうとすると、
それはそれで点数が合わなすぎて
「いや、普通でいいっていったやん」と
これまた意思疎通ができていないと感じ
この人は合わないな、なんて思われたりする危険も。





なのでね、
甘く考えてはいけないのです。
「普通」という要望を。

ていうか日本人は、特にこの
「普通」という言葉は便利で好むんですよ。

この言葉は、悪目立ちせず、
周りと協調できて、人を不快にさせない。
そんな意味が含まれているので
調和を大切にする国民性に合っているゆえに。





でも、そんな感情の裏腹に
「私は普通とは違う。特別な人間なはずだ」
と心の奥底で信じて疑わない。

だから「あなたは普通の人ですね」
なんて言われると、理由なく無性に腹がたつ。
いつもは普通を望んでいるくせに。

普通を好むのに、普通を嫌う。
人間って、つくづく不思議な生き物です。





と、チクチク
人間心理なんてものも入れてみましたが
(この人間心理チクチクが私の真骨頂です)
まとめますと
「普通、と言う言葉を鵜呑みにするな」
以上です。

普通と言う言葉には、先ほども話した通り
「普通を超えてこい。」
「平均以上にしてください」
そんな意味が込められています。
50点では求められる点数不足なのです。

求める点数が60〜70。でも
「普通」と言う言葉を相手が使う限りは
決して、過剰すぎない、相手の
「ちょうどいい」に良い塩梅で応えられる。

そんな相手の意思を汲み取れる人が
必ず求められる人になるし、
結果リピートも取れるし、選ばれる人になれる。





この話は、美容室での話ではありますが
とはいえどの仕事でも言える話。

よく使うこの「普通」という言葉は
曖昧で無難そうに見えて、実は
一番汲み取りが難しい言葉。

だからこそ、
この曖昧な言葉の相手が望む温度に
合わせれる人は、強いです。
てことはね、ヒアリングよ、ヒアリング。
自分よがりで着地させるのではなく、
相手を知ろうとする努力と興味ですよ。

「普通でいいです」に
惑わされてはいけません。
鵜呑みにしてもいけません。
その人の「ちょうどいい」を知ろうとする
努力と興味を持つことを忘れずに、ね。

ナガイミホ

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