2020年3月25日水曜日

【実話】人様から選ばれる方法

こんにちは、ナガイです。
さて、今でもたまに美容師もしています。

 
でもって7年前くらいまでは
夜のお仕事の方々の頭を盛る
セットアッパー(盛り師)もしてました。

当時は雑誌「小悪魔アゲハ」全盛期。
アメ細工や鳥の巣のような
「スジ盛り」が大流行し、
もはやセットは工作の域。
四方八方どこから見ても美しい、
そんな芸術を作るために
VO5とコームを片手に日々奮闘。

レッドブルを流し込んで
意を決して出勤していく彼女たちの
愚痴を聞き、励まし、時には励まされ…
そんな感じで、5年ほど過ごしていました。

今日はその時期に学んだ
「人様から選んでいただける」
そんな仕事術のお話を。





最初に盛り師として
スタートしたのは26歳の頃。
その前から美容師をしてましたが
ヘアセットを勉強したいと思って
募集のあった梅田のセットサロンへ。
 
で、運良く受かり1から修行。
当時は小さなビルの一室だった店が
小悪魔アゲハのバブルに乗り拡大化。
いきなり30坪くらいのお店になり
4人くらいだったスタッフも
10名以上になってました。

で、ありがたいことに
その頃には実力もつき、指名も
コンスタントにいただけるまでに。
 




でも残念ながら、その場所では
指名が圧倒的1位になることはなく。
2位か3位くらいをウロウロ。

1位をとりたい、というよりか
この人数で結果を残せないんじゃ
ドコ行ってもそこそこの結果だ、とは
思ってて、どうすればいいかを考えるように。
しかし、しかしだ。
 
・仕事の質を上げる努力はしたくない
(今できることで勝負したいタイプ)
・こだわりが強すぎる子はやりたくない
・セットは「なんでもいいよ」という子がいい

この3つは譲れなかった。
 




・仕事の質を上げる努力はしたくない
→いや、そもそも
技術ない状態で言ってませんよ。
自分でいいうのもなんだけど
北摂では一番セットうまい自信あるし
持ちも寝ても3日はいける(らしい)
 
ただ、今の技術をあげて、
って必死にやったところで
技術アップは既存様は喜ぶけど
それで指名が増える、というのは
薄いな、と感じたので。却下。

・こだわりが強すぎる子はやりたくない
申し訳ないけれど
「これは私の仕事ではない」と
匙を投げたくなる。無理。

・セットは「なんでもいいよ」という子がいい
この言葉は当然、

最初からもらえるものではない。
信頼関係が技術と人柄にあってこそ。
これが築ける関係性を作る必要がある…

というわけで、この3つを加味し
たどり着いたテーマ、それがこちら
「スピード×話術」で勝負する方法。
 
 
 
 
 
セットにこだわりすぎる子は
時間をかけて欲しい子とイコール。
そして、逆にいうと
形から入りたいタイプで
仕事に没頭しているタイプではない。
(要は本気で夜の仕事をしていない)
 
人気のある子や忙しい子は
基本いつも時間がない。というか
髪型で自分の仕事の質が落ちたり
指名が左右されないことも知っている。

だからこそ、早さ重視。
そして好みもわかってくれてて
話が合えばそれで良し。
そんな子が合うのだとわかり、
とりあえず「早くて上手い」を徹底。
 
 
 
 

早さはカウンセリングから。
「何時に出たい?」
「キレイ目、可愛いめ、かっこいい。どれがいい?」
「おまかせなら最短7分で出れるよ」
こんな会話で時間タイトな嬢たちにご提案。
 
あとは、リップサービス以外の
悪口を言わない。
聞く、ただただ話を聞く。
何があっても理解する、労う、励ます。

当たり前で普通のことだけど、
この一緒に過ごす10分、15分だけは
気持ちよく、気分良く。
いいコンディションの状態で
戦場に向かえるように。
そして、彼女たちが今日も
最後は笑顔で終われますように。

最初は「指名を伸ばすには?」と
思って色々考えてたけど、結局は
ストレスのかかる場所に向かう場所で
第一線で頑張る彼女たちを
応援するだけでよかったと気づくという。





あ、なんか
いい話になってしまいそう。
でも、ほんとその通りです。
要は大切にしてあげる気持ちを持つことと
相手の重要とするニーズ合わせること。

それの重要とするニーズが
私の場合は「スピード」だっただけ。

あ、ちなみに
美容師さんや整体師さんは
時間をかけることが良いこと、と
してる人結構いるけど、これは
意外とそう思ってないお客様いるからね。
早さは時にはウリになるのです。





結果、おかげさまで
ひと月300人くらいから
指名いただけることもありました。

淀川花火大会や
ジャニーズのコンサートの際は
1日30人以上一人で
セットした日もありました。
(ひとクラス分くらいやないか!とか言いながら)
とてもいい思い出です。

ちなみに、この場所では
「似合わせ」というセンスが
とんでもなくつきました。
これは美容師の今でも役立っています。
ほんと、やってきたことに
無駄なことなどひとつもないですね。
心底思います。



あ、ちなみにこの「似合わせ」に
ついては、またいつか
「剛力彩芽か、もしくは榊原郁恵か。」
というブログでお話したいと思います。
お楽しみに…。


ナガイミホ



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