2020年8月12日水曜日

本気にさせて欲しい、あなたに。

こんちゅちゅあ、みぃちゃんです。
さて本日は、美容室にて
大野さん担当のお客様と推しトークを
楽しんでまいりました。

「あんな幸せそうなソロキャンプ姿
 見せていただけるなんて
 企画スタッフには敬意しかありませんね」
「私は年内、彼と過ごす(見る)時間を
 最重要タスクで生きていくつもりです」

そんな愛する人を
お互いただ愛でるだけの会話。
なんて平和なんでしょう…。
今日も私たちは元気です。

というわけで本日も
よろしくおねがいいたします。
(海外が恋しいシリーズ・懐かしき去年のサンフランシスコ。次はハワイに行く…)




あ、こういうヲタ活もそうですが
人は没頭できること、本気になれること
そんなのを探しているんだと思います。

先日、ある講座の
受講の相談を受けてた方から
「講座、受けることにしました!
 さすがセールスのプロですねー!」
そんなお言葉をいただきまして。

その際、私が
「でもゴリゴリのセールスじゃなかったでしょ?」
と伺いましたら
「やる気にさせるのがうまいなって思いました」
そんな感想を言ってくださいました。

この言葉、私とても嬉しくて。
なぜならこれクロージングの際に
一番大事にしていることなので。





私自身、サポート業の中で
クロージングに携わることが多く
むしろこれが得意分野というか
すごく好きな仕事でもあります。

なんていうか売るのが好き、というより
その人の大事な人生の決断の際に
その岐路に立つスイッチャー的な
存在になれることに誇りを
持っているという方が正しいような。

欲しい未来があるのに
お金や時間や可能性に制限を感じ
諦めてしまいそうになる。
そんな時にそばにいて、話を聞くことで
自分自身を少しでも信じてみようと
思って一歩踏み出すきっかけを作れたら。
そんな立ち位置でいたいと思っています。

そしてそう思えたのは
過去にある経験があったからのですが。





4年ほども前になりますが
ある経営セミナーの説明会セールスに
クロージング知識などろくにない状態なのに
ひょんなことから携わることになり
本当に苦い思いを経験しました。
なんていうか、フルボッコ的な。

売ってこい、と言われても
まず、なんて話しかけていいかわからないし
どんなことを聞けばいいかもわからない。

でも、仕事だから売らなきゃ…
そんな気持ちで必死、なのに空回り。
という感じだもんで
「自分には全く向いてない仕事だな」
なんて思っていたんですね、当時は。

でも、ある女性に出会うことで
この考えが一変することに。




その女性は飲食の方で
経営セミナーの説明会で誰よりも
一生懸命講義のメモを取り、頷き、
まっすぐな目線が真剣そのもの。

きっとこの方は
受講される気でいるんだろう。
そんな雰囲気が溢れていて、最後に
「受講されますか?」なんて聞くと
「無理なんです…」と一言。

えええええええええええええー!
嘘でしょーーーーーーーー?
絶対受けたい感じでしたやんーーー!!

という衝撃を必死に隠しながら
「えと…、なんでですか?」と恐る恐る
聞いたところお金の問題があるとのこと。
「受けたいけど、どうしようもないんです」
と言って申し訳なさそうに
そそくさと荷物をまとめ出す女性…。





普段ならそこで深追いしない
(というか出来なかった)のですが
なんとなく、この方をそのまま
返してはいけない、そんな衝動にかられ
帰るその女性をエレベーターまで追っかけて。

「やりましょう!お金は絶対に
 なんとかなります!やりましょう!
 あなたはやるべきです! やって欲しいです」

そんな、今考えると
クロージングとしてはど下手くそな
言葉だけを伝えに行きました。

こんな言葉で彼女の事情が変わるはずもない。
わかっています。でも、彼女に
欲しい未来を諦めて欲しくない、
そんな気持ちがクロージングの
テクニックなんて何も知らない私を
エレベーターまで走らせました





すると彼女は、驚きながらも
根負けしてくれたのか「やります」と
笑顔で私に言ってくれました。

で、その後。
彼女は講座受講1ヶ月後に
10年間の赤字から200万以上の黒に転換、
その後も結果を伸ばし続け
月商1000万の月も出すように。
そして半年後、その期のMVPを取りました。

その時彼女は私に言ってくれました。
「みぃちゃんは命の恩人だ」と。
あの時追いかけてくれてありがとう、と。





その時に、私はやっと
自分がこの仕事をしている意味が
わかった気がしました。

私は講座を売ってるんじゃない。
その人の人生が変わるかもしれない、
そんな岐路にたつ仕事なのだ、と。

欲しい未来があるのに、
お金や時間や可能性に制限を感じ
諦めてしまいそうになる、
そんな自分のことを自分だけでは
信用できないと感じる時にそばにいて

「あなたならできるよ。」
「あなたは間違ってないよ。」

一緒にその人の可能性を信じ
背中を押してあげることなのだ、と。





この出来事から私は本当に変わりました。
「売りたい」と思ってた時には
出来なかったことができるように。

売りたい、よりもその先の意図が明確だから
自信を持って堂々と話を聞けるし
お相手も私が真剣だからこそ同じように
真剣に話してくれるようになりました。

冒頭にも言いましたね。
人は没頭できること、本気になれることを
探している、と。

諦めかけていたことであっても
本気になりたい、そんな気持ちの
お手伝いができるこの仕事が
めちゃくちゃ好きになりました。




やだ、長くなっちゃったけれども。
これは私にクロージングという仕事に
誇りを持たせてくれた重要なエピソードで、
だからこそ、誰よりも愛を持ちながら
クロージング出来る自信がある、そんな話です。

なので、嬉しかったですね。
「やる気にさせるのが上手い」の言葉は。
もちろん一瞬気持ちを上げさせるだけ、
なんて無責任なので、その後も一緒に
未来を信じて共に戦いたいな、と思ってます。

人は、探していますよ。
自分を本気にさせてくれる人を。
なのであなたが
サポートやコンサルをする際はぜひ
メソッドやスペックだけでなく
この相手を本気にさせたい、という想いも
持ってもらえたら、なんて思ってます。

自分の事を信じさせてくれる、
そんな圧倒的な味方の存在を
きっと人は求めているし、そして
そんなことが出来る事であなた自身も
誇りと自信が持てるようになるはずだから。

ナガイミホ



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