昔、お世話になった
美容師のコンサルの先生は
こんなことを言っていました。
できるだけメニュー表は細かく作りなさい。
前髪カット、ブローにも値段をつける。
そうじゃないと、こちらが良かれと思って
してあげたサービスはお客様にとっては
０円の価値になってしまう。
そしてこれはお客様は悪くない。
これらは全て、こちらが明確に
「このサービスは○円です」と
伝えていないからだ、と。
値段の説明がなかったり、
価値を伝えれていない、要は
言語化できないサービスというのは
相手から０円と思われても仕方ない。
だって、こちらが
相手に明確に伝えられて
いなかったんだもの。
それを
「いやいや、わかるでしょー」
では、やはり不十分なわけです。
このケースは
差別化や独自性という観点からは
少し違ったパターンの話ですが、
言語化できない状態だと
相手に自分の良さを十分に
わかってもらえない、という部分は
繋がっている部分です。
なので、この自分のサービスを
できる限り言語化していく、という事が
自分の持っている技術や魅力の価値を
お客様に最大限にわかってもらえる
方法であり、さらに
他との差別化や独自性を
打ち出す意味でも重要になるのです。
でも、言語化って苦手な人多い。
でも、それだと価値を
こちらが伝えたい形で伝えることができない。
他との違いを打ち出せない、という
ことになってしまいます。
ではどうすればいいのか？
ここで「数字」という
キーワードが出てくるわけですね。
言語化って難しく考えがちですが、
最も簡単な方法、それは数値化です。
実績や経験の数値化、数字に
していくだけでも言語化になります。
例えば、
「多くの人が目標達成したすごい成功法則」
よりも
「１２１８名の受講者の実に９３％の人が月商200万を達成した９９の成功法則」
とかの方が伝わりやすいじゃないですか。
難しい言葉を並べるのではなく、
今ある材料や素材で
やってきたことの価値を証明するのです。
そう考えると、そんなに
難しいことではありませんよね？
なので言語化。まずは
実績や功績、経験をまずは数値化、
数字に出していく作業をお勧めします。
そして、これからの方で
そんな実績も功績もまだないよ…と
いう人も、落ち込む必要はありません。
注目すべき５つの数字、を
意識していれば、そこにレバレッジを
かければいい、といことがわかります。
「ここを押さえておけばいい」的な
答えがわかっている数式のようなもの。
自分の持っている技術や
魅力の価値をお客様に最大限に
わかってもらえる方法です。
そんな魅力的で
合理的な方法ではありますが、
ここで忘れてはいけないのは、
「よってお客様は選びやすくなる」
という当たり前の結果です。
お客様は他との違いを
知りたくないのではなく、
知りたくても情報がなくてわからない。
よって自分に合うものがわからず
迷っておられる状態なのですから。
なので、差別化や独自性を
積極的に発信していくことは
自分よがりなことではなく
ちゃんとお客様のためにもなっています。
だから、
持っている技術や魅力の価値は
堂々と発信していいんです。
後ろめたさや恥ずかしさは要りません。
やってきたことに価値や自信を
持つことは自分にとっても、そして
相手にとっても良いことです。
だからこそ、言語化。数値化。
頑張りましょう！
あなたの価値を
最大限に知ってもらうために。
そして、必要としてくださる人に
サービスを届けられるように。
ナガイミホ
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