2020年8月20日木曜日

パイオニアが勝つ、なんて迷信かもしれない

こんにちは、みぃちゃんです。


最近、パートナーさんのプロジェクトが
並行して動いています。

経営者さん向け無料オンライン講座や
この治療家さん向けの講座だったり
さらには9月からもまた別で
案件が動き出します。

そんな感じで
楽しくバタバタしてますが
私がお手伝いさせていただいてる
パートナーさんやクライアントさんって
ある共通点があります。

それは何かというと
これから挑戦する側に立っている、
というところ。





これから挑戦する側、というと
なんだかざっくりですね。
要はそのカテゴリーの中では
ベテラン的な存在ではない、
まだまだ新規参入側であるとでも言いますか。

マーケティングやコンサル、講座って
次々新しいものが出てきます。
もちろんすぐ消えてしまうものもありますが
新しい人やコンテンツが
形や見せ方を変えて世に出てくる。

するとね、先人は脅威なのか?
と言いますと、パイオニアは言います。
「最初に始めた奴には勝てない」と。

要するに、
先発優位である、とたかをくくってる
わけですね。





正直、私も昔はそう思っていました。
新たな市場を真っ先に掘り、
そこで圧倒的なポジションを取り
ルールまで作ってしまえば
それはもう、後発組からしたら
どうしたって超えれない、そんな強みが
パイオニアにはあると信じてました。

ですが最近は、
そうとも思わなくなったんですよね。

なぜなら、理由は簡単で
パイオニアであろうがなかろうが
時代の変化に順応できなければ
人からは求められなくなるよな、と
単純に思ったからです。





そうそう。ある冊子で読みましたが
2004年に画期的な電子書籍リーダーが
発売されたそうです。

タブレットで本が読める。
そんな世界初の商品で、
本屋業界に激震が走ったそうです。
「本屋ビシネスを潰すつもりか」と。

で、その後
電子書籍リーダー戦争が起きるんですが、
この先発優位という考え方であれば
最初に発売されたものが最大のシェアを取り
一番になるはずですよね。
ですが、世界を制したのは「Kindle」。
後発組の方でした。

ということは
「先発が弱かったんじゃないの?」
そんな意見も聞こえそうですが
最初に発売したのは「ソニー」ですよ。
ソニーが後発組に負けた、ということです。





もちろん、
マーケティングやコンサル、講座と
電子書籍リーダーは別物です。

偉大なメンターがいる人が
コンテンツを発表しても
その人でなく、その人を育てた
メンターの方へ行ってしまう、
そんなのもよくある話です。

でも、そんなミーハー感情ではなく、
「誰から何を教わりたいか?」を
自分で考えれる頭のある人にとっては
これはあまり関係のない話だったりする。





その辺も踏まえると、思うんです。

この先発優位という
最初にやった人が有利だ、みたいな考え方。
実は迷信なんじゃないかって。
むしろ、先発組がそう思いたい、という
気持ちから生まれている
考え方にすら思えるというか。

と、いうことは何が言いたいか。
新規参入組、後発組。勝てるぞ!
そんなことを伝えたいわけです。





もちろん、先発組と同じことしてたら
そりゃ勝てません。
相手の方が当然経験もスキルも高いわけで。

だから、違う切り口で、さらには
同じ土地上であっても
掘られてない場所を探して、さらに
自分のウリとニーズを合わせて行く。

と、書くととても簡単そうですが
このあたりはね、難しいよ。
試行錯誤の連続です。
当たりなんて10回中2回とかの打率。
華やかに見えて地味な作業の繰り返し。
だから中途半端な気持ちの人は
すぐいなくなります。
出てきては消える、そんな市場なので
本当の意味ではライバルは少ないです。

要は、当の本人さえ諦めなければ
パイオニアに勝てる可能性は
十分にあるということですね。





ちょっと忘れがちですが、
このブログのタイトルは「弱くても勝てます」

弱い状態で、有名ドコロや
パイオニアに勝ちに行くのは
全く簡単なことではありませんが、
真っ向勝負ではなく勝てるところで
勝負すればいい、となれば話は別。

新規参入でも後発でも、
望みなんて捨てる必要はないのです。





パイオニアが勝つ?
ファーストムーバーアドバンテージ?
あははははは。
それは一体いつの時代の話でしょうか。

そんなのは迷信です。
後発組を不自由にさせるための
呪いの言葉にすぎません。

私は応援しますよ。
今更やっても遅い、と言われても、
二千番煎じであっても「戦う」という人を。

誰かの真似事ではなく、
自分の生きてきた証を形にしたい。
そして、それで誰かの役に立ちたい。
そんな人が自分に自信を持てるように、
そして、後発であっても堂々と勝てるように。
私は応援しています。

ナガイミホ


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