なんで勉強しないといけないの？

なんで勉強しないといけないの？

昨日姉と久々に会いました。その際、
小1の長男が最近「何で勉強しないといけないの？」と聞いてくる、と言ってまして。

そうそう、このテーマ、
お子さんがおられる方は
きかれたことあるかもしれないし
あなた自身も聞いたことあるかも。
実際、私自身も父に聞いたことがあります。

その時私は小学五年生のころ。
勉強しなさい、と言われるのが当たり前。
御多分にもれず勉強が嫌いだったワタクシ、
父にある時聞いてみました。
「何で勉強しないといけないの？」

正直私は、父の返答は
勉強しないといい学校にいけない、
いい仕事に就けない、くらいのつまらないことを
言ってくるのだと思っていました。←嫌な子w
ですが父の答えはなかなか斜め上で。

「いいか、日本はまだまだ学歴で人間を評価する。人間性ではなく、学歴で判断されるんや。そんなバカバカしくてくだらないことはない。こんなつまらない事に負けたらいけない。だからお前は勉強するんや」と。

これは子どもながらに納得。
いい人生を歩むため、なんて建前な詭弁でもなく
くだらないならやらなくてもいいじゃないか、
でもなくだからこそ負けるな、という事ですね。

くだらない、バカバカしい、意味がない。そんなことは世の中山ほどある。だからどうせ仕方ない。どうせ無理。というのは簡単だけど、結局負け。

くだらない、バカバカしい、意味がない。だからこそ文句があるなら、覆したいなら勝つしかない。
根性論が好きなわけではないのですが、大人になってからこの言葉の意味が本当に本当に、分かる。

残念ながら勉強を結局はしなったのですが（え？）父のこの言葉は今の仕事に対する姿勢に生きているし、この言葉に感謝もしています。

いやー、子どものときに貰う言葉って大事ですね！
子どもの頃に予想を超えて納得した親の言葉は大人になっても忘れない。そして生きる指標にもなる。

重要です！お子さんいる方、重要よ！言葉！
なんか最後ただただ普通の事言ってますが、あなたの言葉でお子さんが生きる方法を見出す事だってある。それってすごいことですよね。